一般的な結束バンドと登録商標されているものと違う?

一般的に、ケーブルをまとめたり、屋外において器物を固定するために使われるバンドのことを総称して結束バンドという呼び方をしますが、そのバンドの中には、登録商標などにより固有の呼び方が付いているものがあります。

近年、ネット上などではこの結束バンドの呼び方をめぐり、いくつかの登録商標をされているものの名前を出して、正しい呼び方はこうだなどとの論争もされているようです。果たして、これらのどれが正しくて、商品的な違いはあるのでしょうか。結論から言うと、登録商標をされているものも、100円ショップで売られているようなものも基本的な性質などに変化はなく、単に呼び方の違いにとどまるようです。

では、なぜそのようなことになったのでしょうか。その背景には、登録商標されている結束バンドは、一般的なものと姿形などにはあまり変わりがなくても、性能などが優れているものが多いということが背景にあるようです。また、そのような所は結束バンドという名前で売り出さず、その会社の登録商標の名前で販売することが多いため、一般のものと根本的に別物なのではと勘違いする人が多くなり、そのような議論に発展していきました。

結束バンドという呼び方が一般的になったのは、100円ショップなどでこうしたバンドが手軽に購入できるようになったことが大きいと言われています。元々、外構業者などの間ではこの名称で呼ばれていましたが、それが先述の理由により一般に知れ渡っていき、今に至っているようです。

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