配線ダクトは家電や機器のケーブル保護に有効

家電品やパソコン機器が増えてくると、その電源コードや通信用のケーブル類で乱雑になり、机上や床が配線だらけになります。

その状態だと配線などを踏んだり引っ掛けたりして人や機器に対して危険な状態です。それを防ぐため、配線をひとまとめに収納する配線ダクトを使用するとスッキリと整理できます。配線ダクトは任意の長さに切り分けられるよう、プラスチック樹脂が素材に使われていることが多く、50cmでも1mでも好きな長さで使えるようになっています。またプラスチック樹脂はしなやかに曲がる特性がありますので、設置箇所が平面でなくてもある程度の変形面に馴染んで設置できます。

プラスチック樹脂以外で使われる素材としてはアルミなどがあり、こちらは剛性が高いため、より収納配線を保護する能力が高くなります。プラスチック樹脂でも金属製でも配線ダクトの側面にはスリットが設けられていることが多く、排熱性や内部状態の視認ができるようになっていることが多いです。配線ダクトの設置は両面テープやビスなどで固定できるようになっていて、配線の交換が容易にできるよう、上面に脱着できるフタが付いている製品が多いです。

配線をひとまとめにするという同じ目的で使用される配線モールというものもありますが、こちらは一度設置すると配線を交換することが面倒ですが、配線ダクトはフタが簡単に開閉でき、配線の交換が容易にできるような構造になっています。また全長にわたってスリットが設けられていますので、任意の場所から配線を引き出すことができますので、家電や機器を交換するときに便利な作りになっています。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *